『老人と海 』 世界的なベストセラーをあなたに

拝啓、アーネスト・ヘミングウェイ先生へ

海のイメージ画像。

1954年にノーベル文学賞に選ばれたアーネスト・ヘミングウェイが執筆した小説。

名前だけなら、聞いたことがある人も多いのではないだろうか。

映画化もされたこともあり、その知名度は世界的に高い。
ただ、世界的ベストセラーになったのは、やはり作品の面白さが大きいだろう。

ヘミングウェイがキューバにいたころに漁師の話からえた、実話を元に描かれているだけあって、作品の濃さが違います。

人によっては悲劇的と呼ばれる作品ですが、この作品の中に生きる老人は、年老いて尚、自分の老いに負けなず漁にでる主人公の老人の姿は、読んでいる人に活力を与えてくれる作品です。



老人のプライドをかけた戦い


漁師のイメージ画像。

キューバの年老いた漁師サンチャゴは、小さな船で漁にでて、大型魚の一本釣で生計を立てていた。


しかし、若いころのような体力はなくなり。
助手の少年からの心遣いが痛いぐらいだった。

あるとき、数ヶ月にわたり不漁が続き、助手の少年は両親からほかの船に乗るように、言われてしまう。

たった一人で老人は漁に出ることに。


一人で沖にでた老人は、めったに拝むことができないような大きなカジキを吊り上げることになるが……。


カジキとの3日間にわたる死闘と、港に帰るまでを描く。



年老いても青春は終わらない!

老人と海というシンプルなタイトルですが、原作のタイトルも『The Old Man and the Sea 』とシンプルです。

むしろ飾り付けないからこそ、この作品の素晴らしさが表現されているかのように感じられます。

ストーリープロット自体はありがちかもしれません。


しかし、若いころの勢いを失った老人が体力だけでなく、今までの人生の経験を生かして、大きなカジキを吊り上げるシーンは小説でありながら、体が震えるほどの感動があるでしょう。


~ここからネタバレ~

苦労して作り上げたカジキは、サメに食い尽くされてしまいます。

カジキを吊り上げるまでがピークではなく。話の最初から最後まで目が話せない展開は、最後までハラハラドキドキさせてくれる作品です。


そういった意味でも、老人と海は面白いですし。
一人の男の生き様として、見てもカッコよくもあり、美しくもあり。


私はこの作品を読んだ後に

「 こんな爺さんになりたい! 」

と思うほど自分の人生を生き抜いている老人にあなたは何を思うでしょうか?



作者の情報

アーネスト・ヘミングウェイ

アメリカの小説家でもあり、詩人でもある。独特のシンプルな字体と、冒険的な生活やその作品から20世紀の文学界と、多くの人のライフスタイルに影響をもたらした。

1954年にノーベル文学賞を受賞。

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