アナタと私は違うけど……?『人と比べない生き方劣等感を力に変える処方箋』

アナタ、人と比べてない?

拝啓、和田秀樹先生へ

2015_07_19-BUL-01-02

アナタは自分と他人を無意識のうちに比べていませんか?
ちなみに私は、比べまくっています。


歳の近い社長とか。
同い歳のスポーツ選手とか。
新進気鋭の若手の小説家とか。

比べれば、比べるほど、過去の古傷を深くするとわかっていても。

そんな劣等感の私にとって、今回の本は大変勉強になった。

人と比べるということ

インターネット社会というのは便利だが、調べようと思えば、いくらでもなんでも調べることができるようになっている。

アナタも自分の年齢を入力すれば同い年のアニメキャラから、声優から、スター歌手から、プロスポーツ選手まで世界中のありとあらゆる人が出てくるだろう。

その人と、無意識のうちに比べてません?

私は比べちゃうなぁ。
本書では、その人と比べることについて「人間の普遍的な心理」であると語っている。


また同時に「比べずに社会の中で生きていくのはほぼ不可能だ」とも語っているのである。

本書では比べることは避けられないこととして、語られており。
問題があるのは比べ方にあるそうだ。

それができれば苦労しないのだが、まあ、それだけではこの本は終わらない。

人と比べるということを受け入れた上で、嫉妬や羨望、不安などをどうやって明日への動力にするかということが描かれている。

まだまだ難しいなぁ……

本を読んだからって、人間そうかんたんに変わるわけじゃぁない。

アドラーが言うように「大切なのは何を与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」と本書でも書かれているが、何が与えられているかがわからない部分も多々あるだろう。

現に、私が今だって、自分に何が与えられているのが釈然としない。

ものごとには二面性があるということ

さまざまなものごとには二面性があり。
良いことと、悪いことがある。

どこぞの国が財政破綻することによって「膿を出し切る」ということになるのか。

あるいは、この世の終わりになるのかは、その物事を感じる人それぞれだろう。

結局のところ、すべてを受け入れて諦めないことが大切だということをこの本は言いたいらしい。

でも、世の中そんな上手くは行かない。
私だって、そうだ。

きっとアナタだってそうだろう?

作者の情報

和田秀樹(わだ ひでき)
大阪府出身の受験アドバイザー、評論家、、精神科医、業家、映画監督、小説家。うさんくせぇ

主な著書に「感情的にならない本」「悪口を言う人は、なぜ、悪口を言うのか」「自分が「自分」でいられるコフート心理学入門」などがある。

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